『逆転計略TRPG 天才軍師になろう』 【イレギュラー】テキスト ●異常熱波 予想外の熱気が国を包んでいる。この暑さはまずい。兵たちも英傑も苦しんでしまっている。 ・イレギュラー効果 戦略級英傑PC全員は「猛暑」の変調を受ける。 ●偽りの撤退 PCが倒れたという情報が流れた。それ自体はちょっとした誤解や、大げさな情報だったが……。これは使える。体調不良で撤退したという物語は都合がいい。 ・イレギュラー効果 自分は、このセッションの間1回だけ、好きなタイミングで戦略級英傑PCを1人選び、好きなエリアに移動できる。 ●猪武者 軍の一部が、手柄を求めて独断で動き始めた。自信はあるようだが、下手な動きはまずい。 ・イレギュラー効果 【イレギュラー】を山札から2枚引く。 ●嘘のような奇跡 想像以上に、計略がうまく行きすぎている気がする。皆も自分によくついていってくれている。こんな時こそ、気づかぬ落とし穴があるものだ。気を引き締めなれば。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、スペシャルが発生すると、本来のものに加えて【戦略ポイント】がさらに1点獲得できる。 ●英傑派の急進 軍師ではなく英傑を重視し、軍師の声は聴くべきではないという風潮が民たちの間で広がっている。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、【イレギュラー】が2枚になったタイミングで【イレギュラー】を1枚選んで公開しなければならない。 ●過労 自分が働ける限界を見誤った。疲れた。眠たい。動けない。まずい。 ・イレギュラー効果 この【イレギュラー】は未公開状態でも効果を発揮する。天才軍師のプレイヤーはこの【イレギュラー】を選んで公開することができない。 ●疑心暗鬼 あまりにも一本化した軍師の指揮系統に、疑問を抱く人物が出てきた。ある程度は想定済みだが、厄介なことに変わりない。 ・イレギュラー効果 【戦略ポイント】が3点減少する。 ●気づかぬうちの不満 軍も民も自分の言うとおりに動いてくれている。英傑たちもだ。だからだろうか、小さな不満を見逃してしまっているような……。いや、考えすぎだろうか? ・イレギュラー効果 このセッションの間、PCは判定のダイス目が「4」でも判定に成功しない。 ●重鎮アドバイス 引退したはずの国の重鎮が口を出してくる。そのせいで指揮系統は混乱し、的外れなアドバイスは動きが鈍る。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、戦略級英傑PC・準英傑・人材が修得している技能すべてを修得していないものとして扱う。 ●準英傑の怪我 準英傑が民を守るために怪我を負ってしまったようだ。 ・イレギュラー効果 公開時に準英傑1人を選ぶ。選ばれた準英傑は決戦フェイズに参加できない。決戦フェイズに公開した場合、選ばれた準英傑は撃破される。 ●スキャンダル PCに関するスキャンダルが広まっており、英傑や軍師の言葉が信頼できない兵が増えている。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、スペシャルが発生しても、【戦略ポイント】が上昇しない。 ●タカ派からの突き上げ 自国内のタカ派から、もっと積極策に出るべきだという声が挙がっており、兵たちにも影響を与えてしまっている。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、自軍全員の【防御力】を1点低いものとして扱う。 ●とんでもない侮辱 あるPCにとって、聞き逃せないような侮辱が聞こえてきたらしい。その内容はともあれ、抑えきれない怒りがわき上がってしまったようだ。 ・イレギュラー効果 公開時に戦略級英傑PC1人を選ぶ。選ばれたPCは「激昂」の変調を受ける。 ●内通者 自分たちの情報を故意に敵側へ流している者がいる。……これは、意外と使えるかもしれない。渡す情報をコントロールしようか。 ・イレギュラー効果 【戦略ポイント】を1D6点獲得する。 ●馬鹿が来た! 状況や戦況をまったく考えずに、こちらの陣地に突っ込んできた敵兵がいる。しかも神がかったかのようなタイミングで、こちらの間隙を突いた。 ・イレギュラー効果 【拠点HP】が1D6減少する。 ●ハト派の声 自国内のハト派から、慎重に物事を進めるべきだという声が挙がっており、兵たちにも影響を与えてしまっている。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、自軍全員の【攻撃力】を1点低いものとして扱う。 ●忙殺される日々 いつも世話になっている副官(あるいは秘書)や伝令が倒れてしまい、余計な仕事が増えてしまった。 仲間とコミュニケーションを取る時間すらない。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、【戦略ポイント】の使用によって判定を成功にすることができない。 ●暴走の兆候 民たちは軍師や英傑たちの働きに興奮し、熱中しているが、これは危険な兆候だ。 ・イレギュラー効果 【戦略ポイント】が2点上昇し、戦略級英傑PCをランダムに1人選び「暴走」の変調を与える。 ●慢心 PCたちが必死に働く姿を見て、この有能さならばいけるのではないかという勘違いが広まっている。 ・イレギュラー効果 このセッションの間、準英傑と従軍キャラクターは【攻撃力】と【防御力】を1点低いものとして扱う。 ●無名の英雄 敵兵の中に、戦場のただ中で英傑級の力に目覚めた者がいる。誰も予想していなかった覚醒に、戦場は混乱する。 ・イレギュラー効果 ゲームマスターは、決戦フェイズに登場する敵軍キャラクター1体を選ぶ。選ばれたキャラクターは【攻撃力】と【HP】が1点上昇する。 ●妄信 民は英傑や軍師のことを信じ切っているが、同時に判断も丸投げしており、自分で考えることを放棄している。 ・イレギュラー効果 このセッション中、ファンブルが発生した場合、【イレギュラー】をさらに1枚山札から引く。 ●よかれと思って 英傑が自分の負担を軽減するために、無理をしていた。その無理が祟ってしまい、体調が悪くなってしまったようだ。 ・イレギュラー効果 公開時に好きな戦略級英傑PC1人を選ぶ。選ばれたキャラクターはランダムに変調を1つ受ける。 ●予想外の雪 突然雪が降ってきた、これは誰も予想もしておらず、敵の魔術工作でもない。ただの自然現象で、予兆もなかった……! ・イレギュラー効果 戦略級英傑PC全員は「凍え」の変調を受ける。 ●予想通りのトラブル 小さな反乱、わかっていた敵の工作、人々の感情の動き。それは既に対処済みだ。何も問題はない。 ・イレギュラー効果 【戦略ポイント】が1点減少する。 ※何らかの理由でカードが使えず、ランダムに【イレギュラー】を決定したい場合、以下の表を使用すること。 1.異常熱波 2.偽りの撤退 3.猪武者 4.嘘のような奇跡 5.英傑派の急進 6.過労 7.疑心暗鬼 8.気づかぬうちの不満 9.重鎮アドバイス 10.準英傑の怪我 11.スキャンダル 12.タカ派からの突き上げ 13.とんでもない侮辱 14.内通者 15.馬鹿が来た! 16.ハト派の声 17.忙殺される日々 18.暴走の兆候 19.慢心 20.無名の英雄 21.妄信 22.よかれと思って 23.予想外の雪 24.予想通りのトラブル