『逆転計略TRPG 天才軍師になろう』 シナリオ5「つながる海の物語」天才カードテキスト ●天才カード1 カスト団に火薬と爆薬を大量に積み込んだ火薬船を用意させよう。 幽霊船団の中には、超大型船もあると聞く。その船を火薬船で吹き飛ばし燃やすという作戦であるが、問題がある。 超大型船を燃やす量の火薬はやすやすと用意できるものではないし、その大量の火薬が簡単に燃えないようにしないといけない。 確実な効果を発揮するためには、誰かが直接乗り込んで着火せねばならないだろう。 そんなことを頼めるのは、戦略級英傑だけだ。 ・計略の効果 エリア4に英傑PCがいる時のみ使用できる。エリア4の敵軍キャラクター全員を撃破(この時、【アンデッド】の効果は発揮しない)し、エリア4の英傑PCに3D6点のダメージを与える。 ●天才カード2A カスト団との連携を密にしよう。 彼らの動かす船団とこちらの動きを連動させれば、海上でより柔軟な戦略が可能なはずだ。 時間はないが、相手も物言わぬ軍勢だ。こちらの思惑通りにことが運ぶだろう。 とはいえ、連携しなければならないのはこれまで好き勝手に動いていた海賊だ。 言うことを聞かせるのも、指揮系統をまとめるのも苦労するだろう。 ・計略の効果 キャラクターが行動を行い、行動済みになったタイミングで使用できる。自軍キャラクター1人を好きなエリアに移動させる。 ●天才カード2B 調べたところ、「ミスティア」という名の魔法使いが近くの海域で船ごと行方不明になっていた。 帝国の優秀な魔法将であったが、軍資金を着服し私腹を肥やしていたことが発覚し、重罪となったが逃亡した経歴がある。 つまりは、帝国から追われる指名手配犯だ。この大陸で逃げ場などないだろう。自棄を起こす理由がある。 邪法を唱えたのはこの者だろう。 今は正気を失っているが、さすがに親類を見せれば動揺するだろう。少しは反応があるかもしれない。 説得して連れてくるか、それとも誘拐して無理矢理にでも見せつけてやれば効果があるはずだ。 ・計略の効果 ラウンド開始時に使用できる。そのラウンドの間、【死の術師】は【攻撃力】を0、【防御力】を5点として扱う。この計略の効果は2回まで使用できる。 ●天才カード2C ※天才カード2Cは超天才カードなので計略の記載なし ・計略の効果 【拠点HP】が5点上昇し、【戦略ポイント】を5点獲得する。