『逆転計略TRPG 天才軍師になろう』 シナリオ6「逃げる軍師と撤退戦」天才カードテキスト ●天才カード1 敵軍は明らかに自分を狙っている。 自分が軍の頭脳だと見抜き、攻撃をすることで軍の動きを止めようとしているのだ。 ならば、それを利用してやろう。 自分だけで逃げれば、大半の戦力は自分を追う。 逃げながら策を考えて味方に伝える術だけをなんとか考えねば。 ・計略の効果 決戦フェイズ中、1ラウンドにつき1回だけ【拠点HP】を1D6点減少することで、【防御力】が5以下の敵軍キャラクター1体を撃破する。 ●天才カード2 敗走している連合軍の様子を探らせたところ、紅花の国(こうかのくに)という国の軍が近くで戦っていることがわかった。 こちらから手を回さなければ、すぐにでも敗北するようなわずかな抵抗だ。 しかし、この状況では貴重な戦力だ。紅花の国軍を助け、我々と合流させよう。 そうすれば、敗走を逆転の一手に変えることもできる。 我々は、反転し敵軍に打撃を与えることで、悠々と逃げるのだ。 ・計略の効果 決戦フェイズ開始時に、【拠点HP】が1D6点上昇し、従軍キャラクターの「紅花の国兵」(【HP】2【攻撃力】2【防御力】5)を好きなエリアに2 体配置できる。 ●天才カード3 反転し、追撃隊を討って追撃を諦めさせる。 そのために、敵の追撃部隊の要である「騎馬弓兵」と補給を担当する「補給部隊」を叩く必要がある。 とはいえ、逃走からの反転には「勇気」が必要になる。 我が国の兵は自分が号令すれば動かせるだろうが、紅花の国の兵も連携して動かさなければならない。 紅花の兵は強き者に従うという。この敗走する場面で英傑が勇者のように活躍すれば、従う者も出てくるだろう。 ・計略の効果 決戦フェイズ中、【百人隊長サイス】を撃破し、かつ【草原の民】と【補給隊】を合計8体以上撃破している時、いつでも使用できる。決戦フェイズの戦いに勝利する。 ●天才カード4 我々を追う追撃隊を率いている百人隊長サイスは凡人であるが、追撃隊を統括している千人隊長モズは切れ者として有名な人物と聞く。 圧勝で終わった戦いの追撃戦とはいえ、補給部隊は容易には前に出さないよう指示しているはずだ。 ならば、凡人の油断を誘う。 こちらは弱っており、あと一押しで行けるという雰囲気を作ればよい。 そのための布石として、「弱ったフリ」が得意な者や、工作が得意な者に小道具を作らせようか。 ・計略の効果 【拠点HP】が8点以下の場合、いつでも使用できる。すべてのエリアにエネミー【補給部隊】が2体ずつ登場し、その後【拠点HP】が15点上昇する。