『逆転計略TRPG 天才軍師になろう』 キャンペーン2「あるエルフの記録」カードテキスト シナリオ1「未熟な女王」天才カードテキスト ●天才カード1 幽遠の国が通過すると思われる国境近くの砦に、油を撒こう。 この砦の前は下り坂になっており、この油で敵の動きを少しでも封じることができるはずだ。 風も坂の下方向に吹く土地なため、火を使うことも可能だろう。 総じて、有利な地形である。 とはいえ、この場所に敵を誘導しないことには始まらない。敵の動きをけん制し、この砦に来るように配置を見直さなければ。 ・計略の効果 決戦フェイズ開始時に使用できる。この決戦フェイズの間、敵軍キャラクターの【防御力】を2点低いものとして扱う(最低2点)。 ●天才カード2 国境付近にある小高い丘は、地形的には「抑えるのがセオリー」の場所といえる。 侵略者が見れば、登りたくなるようなよい場所だ。 なので、そこに通じる隠し通路を設置してある。ここに伏兵を配置し、敵が油断したタイミングで奇襲させよう。 ・計略の効果 1ラウンド目と2ラウンド目の終了時に使用できる。エリア4の敵をすべて撃破する。 シナリオ2「竜が遺した巨人」天才カードテキスト ●天才カード1 エルフの諜報部によれば、静寂の森に回された機械巨人は装甲の一部が腐食してしまい、劣化したものであるという。 その腐食部分を狙えばダメージを与えられるかもしれない、という話ではあるが……腐食部分は非常に小さいようだ。 これに関しては、訓練で何とかしてもらうしかない。英傑レベルの者ならば、なんとかできるだろうか? こちらの方でも、取り回しやすい軽い武器を発注するなどしておこう。 ・計略の効果 決戦フェイズ開始時に使用できる。この決戦フェイズの間、英傑の行動中【機械の巨人】の【防御力】を5点低いものとして扱う。 ●天才カード2 ※天才カード2は超天才カードなので計略の記載なし ・計略の効果 ラウンド目の終了時に使用できる。【機械の巨人】1体を選んで撃破する。この効果は1回のシナリオにつき1回だけ使用できる。 シナリオ3「記録が伝えるもの」天才カードテキスト ●天才カード1 機動要塞にはいくつか砲が備え付けられている。 これを使えるようにすれば、戦いを有利に進められるだろう。 ただ、強い衝撃でも壊れないようにする必要がある。作戦上、どうしても強い衝撃が加わるからだ。 ただこれは、考古学の分野なうえに、エルフの古代兵器だ。 考古学に興味があるらしいリコリスと、エルフの長老たちに話を聞きつつ作業をすることになるだろう。 ・計略の効果 ラウンド終了時に、何度でも使用できる。好きなエネミーを1体選ぶ。選んだエネミーに4D6点のダメージを与える。 ●天才カード2 機動要塞を勢いよくぶつけることで、相手の機動要塞に衝撃を与える。 それによってバランスを崩した敵を狙う。 これには高度な連携が必要だし、機動要塞上で戦うためのバランス感覚も必要とされる。 訓練をして、揺れる足場でも動けるようにしてもらいつつ、しっかりとした靴を用意する必要があるだろう。 粘着魔法も検討するなど、やれることを探してみよう。 ・計略の効果 1ラウンド目、3ラウンド目、5ラウンド目の開始時に1回ずつ使用できる。そのラウンドの間、敵軍キャラクターは攻撃を行わない。 ●天才カード3 ※天才カード3は超天才カードなので計略の記載なし ・計略の効果 決戦フェイズ開始時に使用できる。この決戦フェイズの間、【機械の巨人】と【コスモス】の【防御力】を5点低いものとして扱う。 ●天才カード4 機動要塞のエンジン部には重大な欠陥があり、それをエルフたちはずっと隠してきていた。 特定の魔力を浴びせた魔法の矢を用意し、それを数分間エンジン部に当て続けることで、機動要塞のエンジンは機能不全に陥る。 それだけでなく魔力が暴走して、エンジン部で大爆発を起こすという。 リコリスがこれを自分にだけ伝えてくれた。それは、自分を信頼している証しだろう。 その信頼に応えるべく、この作戦を完遂しよう。まずは、魔法の矢を作らなければ。 ・計略の効果 エリア4にいる自軍キャラクターが「パス」を行った時に使用できる。 【対空砲】【対人機銃】をすべて撃破する。