毎日毎日仕事に明け暮れている父ソーオウに誕生日を忘れられたユーキはついに大激怒。
生まれてこの方一度も離れたことのない天空の城から出て行ってしまいます。
ミニッツと一緒に降り立った場所はエイヘムランド。折りしも飛んできたビラを見てユーキはほくそ笑みました。
「アマルガムの娘たちを成敗せし者には願い事を一つかなえるだって?これはおあつらえ向きじゃないか!
よぉ〜し。ちょうど一暴れしたい気分だし、それならあたしが行ってちょちょいっと解決してやるかぁ!」
幼い頃に母親を亡くしたユーキはそれからこっち、毎日仕事で忙しい父親とその父親が魔法でこしらえたブタのミニッツに甘やかされて育ちました。そのせいで大変わがままであるのは言わずもがな、気に入らないことがあれば一も二もなくミニッツを蹴飛ばし、ただちに大暴れ。 |
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