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大昔、エイヘムランドに納品した「封印リング黄金仕様」が砕かれたぁ!?
ラーヤとシェーシャは朝食のハムエッグを同時に取り落としてしまいました。
「うひぇあ〜〜〜〜っ!また当たったぁ!」
悪いことばかりを当てる予感は今回、昨晩の夢となって現れていたのでした。
しかもその続きとくれば、ラーヤはこのあと王様に呼ばれ、復活したドラウプニールをやっつけられる救世主を探して来い!と、強制的にエイヘムランドへ出向かされるのです。
そして予感は絶対。外したことなど一度もありません。
「…行くしかないかぁ〜。…ね、シェーシャ、ついてきてくれるでしょ、ね、ねっ!?」
嫌がるシェーシャは夢に出てきていないものの、二人は渋々、お屋敷を後にしたのでした。
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![]() | 白い三日月の縫い付けられた薄紫色の空の下、緩やかな時を刻み続ける砂ばかりに囲まれた「王国アークトゥルス」で、いつでもまどろんでいる女の子。この世の始まる前から続いているらしいこの国の皇女でもあったラーヤはここのところ、少し悩んでいるのでした。 |
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