作家の異常な愛情 ——または俺がいかにして一千万部作家になりテレビドラマ化されてヒロイン役の子がアイドルになったか

菅沼 拓三
イラスト:猫将軍

 小説原作の実写映画がついに公開! 大ヒットの裏側で、文章では実現できない"映像ならではの表現力"に嫉妬する原作者。さらに、スクリーンの中で目映く輝いていたヒロイン女優が抱える苦悩。文章、映像、そして演技。媒体の違う表現方法が目指すそれぞれのエンターテインメントとは何なのか? 作家を目指す全ての人に贈る、圧倒的なリアリティで再現された仮想の物語リアル・フィクション、連載開始!!

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菅沼拓三(すがぬま たくぞう)
1965年生まれ。東京都出身。ゲーム・アニメ・ライトノベル業界に関わる編集者でライター、小説家。主に1990年代から富士見書房および『ドラゴンマガジン』に深く携わる。代表作に『俺はバイクと放課後に』や『株式会社吸血兵団』などがある。